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切手をセロテープや両面テープで貼るのは大丈夫か

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切手をセロテープや両面テープで貼るのは大丈夫か

封筒やはがきなど、手紙に切手を貼る際は、通常、のりや水を使って、軽く湿らせてから貼る、ということが多いのではないでしょうか。

切手は、裏に、水分で溶けて液体になる仕組みののりがついているので、つばや水などで貼ることが可能です。

一方、水だけではちょっと心もとなく、切手が途中で剥がれないか心配になる、という場合は、上からセロハンテープを貼ったり両面テープを使いたくなることもあるかもしれません。

切手を貼る際に、セロテープや両面テープを使っても大丈夫なのでしょうか。

セロテープに関しては、テープ自体は透明ですし、切手が見えれば大丈夫、と思うかもしれませんが、切手を上からセロテープで貼ることは、できれば避けたほうがよいでしょう。

特に、セロテープで切手の「全面」を覆ったら、消印を押せない、という事態になります。

郵便局に聞いてみました。無効だとは言い切りませんでした。融通は利くそうです。

「完全に透明なテープで覆ってしまった。この切手は無効なのか?」と。

そしたらね、「覆ったテープの一部でも剥がせませんか?」と。消印が捺せる一部でもあいてればOKだそうです。

そして、「剥がしたら印刷面まで剥がれる」と言ったら、「郵便局にお持込ください。今回に限り、局のほうで対処します」と言うコトです。

要は、「今後気をつけてください、今回は大目にみますが、ホントはダメですからね」・・・とお叱りを受ければやってくれるのです。

出典 : Yahoo知恵袋「切手の上にセロテープや、透明テープを貼ることは可能でしょうか?」

テープを被せると、切手を正しく消印できなくなってしまいます。

消印出来ない郵便物ということで、郵便局側がかなり嫌がるケースです。

むろん、郵便局側もサービスなので、こういう郵便物も無碍に引き受けを断ることはないでしょうが、トラブルを事前に防ぐためにもテープの利用は避けるべきです。

出典 : 郵便局員経験者が明かす切手の貼り方と消印の関係について

手紙を送る際に、切手をセロテープで上から貼ることは、別に犯罪でも違法でもありませんし、必ずしも届かない、使えない、というわけでもありません(消印を押すスペースが残っていれば、端っこ程度なら問題ない、という声もあります)。

ただ、場合によっては、不可の可能性もあるかもしれませんし、見た目やマナー面からも、手紙の切手に関し、上からセロテープで貼るということは避けたほうが無難でしょう。

また、同じテープを使って切手を貼る場合で言えば、「両面テープ」なら問題なく使えます。

両面テープで切手を貼る際には、見た目的に、切手の外枠からはみださないか気になりますが、両面テープを使うこと自体は問題ありません。

もしテープを使って貼りたい、と思った際は、セロテープではなく両面テープで貼るようにしましょう。

もちろん、最初に少し触れたように、のりを使って貼っても大丈夫です。

ただ、切手は基本水やつばなどで十分で、改めてのりを足すとかえって剥がれやすくなる、という意見もあります。

以上、切手を貼る際のセロテープ及び両面テープの使用に関する解説でした。

ちなみに、あの透明のテープの呼び方には、セロテープとセロハンテープという言い方があります。

両者には、多少の違いがあり、「セロテープ」は、ニチバンの商品名のようです。

あの「ジャンル」全体が、「セロハンテープ」であり、セロハンテープの一つが、「セロテープ(商品)」という関係になっています。

セロハンテープが日本で使われるようになった当初、ニチバンのセロテープしかなかったことから、一般的な名詞のようにして使われることが多くなったようです。

横書き封筒の切手を貼る位置

もう一点、切手をテープで貼るのが大丈夫かどうか以外に、迷いがちなのが、「切手を貼る位置」です。

縦書きの封筒やはがきなら、切手の貼る位置は「左上」というのは分かりやすいですが、悩むのが、横書きの封筒や(ポストカードのような)はがきの場合です。

横書き封筒の場合、切手の貼る位置は、郵便局のホームページにもある通り、「右上」がよいでしょう。

切手の貼る位置(郵便局)

縦書き封筒は左上、横書き封筒は右上、と覚えておきましょう。

これは、手紙を機械的に仕分ける際に、よりスムーズに正確に行える、という利点のために必要とされています。

横長の封筒を使った場合など、切手を貼る位置に迷うことがあります。どこに貼ればよいのでしょうか?

切手は基本的には「縦長にしたときに左上」になる位置に貼ります。これは機械でスムーズかつ正確に仕分けるために必要です。

出典 : 切手を貼る位置|郵便局

文章的にちょっと紛らわしいですが、横書きの封筒やはがきの場合は「右上」に貼ることによって、縦長にしたとき切手の場所が「左上」に揃います。

以上、横書き封筒の切手を貼る位置でした。

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