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Switchで酔うソフト、酔わないソフト

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Switchで酔うソフト、酔わないソフト

画面酔いとの葛藤

僕自身、子供の頃から乗り物酔いしやすく、ゲームでも結構な画面酔いしやすい体質です。

これは別に珍しい症状でもなく、画面酔い以外にも、「ゲーム酔い」「3D酔い」といった言葉も知られているように、ゲームで酔いやすいという人も多いのではないでしょうか。

せっかく買ったのに、実際に行ってみたら酔ったからできなかった、という残念な事態になった人も決して少なくないでしょう。

僕が普段行っているゲームは、Nintendo Switchで、Switchのソフトを買うに当たっても、酔うか酔わないか、という点は結構重要視しています。

そんなに酔いやすいなら、ゲームなんてしないで大空の下で散歩でもすればいいという声も聞こえてくるようです。

しかし、やっぱりゲームをしたい自分もいます。

同じように、画面酔いとゲームがしたい気持ちのはざまで葛藤を抱えている人のために、実際にソフトを買ってプレイしてみたり、体験版を試しながら、Switchのなかで酔ったソフト、酔わなかったソフトを随時更新しながら、ざっくりと紹介していこうと思います。

ゲームの環境や体質の個人差もあるので、あくまで参考程度でお願いします。

ちなみに、僕がSwitchをするときは、視点が固定されるからか、目の疲れが軽減されるからか、モニターを使って離れてやると酔いやすさも緩和されます。

酔いやすいソフト

まずは、自分が実際に行なってみて、酔いやすいという感想を持った、あるいは、酔ったゲームを挙げたいと思います。

ドラゴンクエストⅪ 過ぎ去りし時を求めて(2Dモードは可)

ちょっと前に、SwitchのRPGゲームを何か買おうかと悩み、レビューも参考にしながら購入したソフトが、往年の名作、ドラクエシリーズの『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』(以下、ドラクエ11)です。

ドラクエ11は、もともとプレステ4とニンテンドー3Dsで発売されたもので、その後、Switchでリメイク版も発売されます。

ゲームからしばらく距離があったこともあり、「ドラクエ」と言ったら、子供の頃にスーパーファミコンの『ドラゴンクエストⅥ 幻の大地』(ドラクエ6)を行なって以来になります。

スーファミ版以来のドラクエなので、Switch版のドラクエに自分の感覚が対応できるのかちょっと心配で、特に不安だったのが「3D」でした。

画面酔いのなかでも、特に3Dだと酔いやすく、一応、ドラクエ11は、昔懐かしいドット絵の2Dモードも用意されているので、どうしても画面酔いするようなら、2Dモードをしようという安心感から購入しました。

動画 : 『ドラゴンクエストⅪ 過ぎ去りし時を求めて S』プロモーション映像

結論から言えば、ドラクエ11の3Dモードは結構酔いました。

アニメーション映像が繊細で、かつボイス付きなので、3Dでプレイすれば、壮大な映画を観ているような感動もあり、この辺りは3Dモードの大きなメリットです。

一方で、デメリットは、なんと言っても、この「酔う」ということで、他のゲームでも酔いやすいという人にとっては、ドラクエ11の3Dも、だいぶ苦しいかもしれません。

ゲームの難易度で言えば、3Dの場合、地図はあるものの、町なども俯瞰で見れないので全体像がわかりづらく、自分がどこにいるのか、誰がどこにいるか、どこに何があるのか、というのが一瞬では把握しづらいことから、一つ一つのクリアまで、3Dのほうが難しく、時間がかかる面があります。

逆に、2Dであれば、俯瞰の図が基本なので、状況が割と簡単に把握しやすく、クリアまでの時間も短く、あっという間の印象を受けます。

この辺りは、好みの問題も大きいと思います。

結局、ドラクエ11は、ほとんど2Dモードでプレイしました。

2Dでも、酔う人は酔うかもしれません。ただ、画面酔いに関しては断然2Dのほうが楽で、確かに3Dと比較するとダイナミックさには欠けるものの、懐かしさもあり、負担も少なく楽しめます。

また、ストーリーの途中でも、教会に行ったら3Dと2Dが切り替え可能なので、とりあえず2Dでプレイし、ストーリーと映像を堪能したいと思ったら、途中で3Dにしてちょっとずつプレイしていく、というのも一つだと思います。

3Dと2Dでは、まるで違ったゲームのような新鮮さがあります。

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド

動画 : これからはじめる『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』

Switch版のゼルダのソフト『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』は、映像も綺麗で、レビューなどを見ても評判が高く、できれば続けたいと思っていたのですが、酔いやすさで言えば、結構酔いやすく、残念ながら序盤で挫折しました。

ドラクエと比較すると、だだっ広い野原のようなシーンも多く、その点は、多少平気というのもあるかもしれません。

ただ、視点の低さが原因なのか、僕は画面酔いに断念(ちょっとずつ進めていくことは不可能ではない、という具合です)。

星のカービィ Wii デラックス

動画 : 星のカービィ Wii デラックス 紹介映像

星のカービィシリーズで、Switchに登場した、『星のカービィ Wii』のリメイク版。その無料体験版があったのでダウンロードしてみました。

だいぶ懐かしい、カービィのゲーム。ドラクエ同様、子供の頃以来で、普通のアクションゲームのカービィだけでなく、カービィとゴルフっぽいルールのゲームが組み合わさった『カービィボウル』というのも、結構はまっていた時期がありました。

星のカービィのSwitch版も、操作は当時とたぶん同じなのか、自然と馴染みがあり、すぐに対応できたし、二次元のアニメで絵の雰囲気はそのまま、かつ綺麗で鮮明になっているので、子供の頃にやっていた感覚とほとんど変わらずに遊ぶことができました。

酔うかどうかという点で言えば、「ちょっと酔う」かな、というのが正直な感想です。

アクションゲームなので、慣れというのも大きいのかもしれませんが、結構集中しているのと、展開の速さで、プレイしている最中はそれほどでもなくても、ひと段落してから、少しくらくらする感覚は残ります。

難易度は、序盤に関して言えば、物凄く難しいというわけではなく、小さな子供でも楽しんでできるレベルじゃないかなと思います。

ゼノブレイド2

ゼノブレイド2は、SwitchのおすすめRPGランキングでよく名前が挙がるゲームです。

ストーリーや曲の評価も高く、評判がよかったので遊んでみたのですが、画面酔いも多少あったことに加え、対戦シーンなどの光の刺激が強く、目が疲れやすい人にとってはちょっと辛いかもしれません。

普通に世界観も興味深く、映像も美しいので、ゲームとしてはつまらないということも全然なく、できればもっと続けたかったのですが、ちょっと挫折してしまっている作品です。

酔わないソフト

次に、買ったり体験版を行なってみて酔わなかった、あるいは、最後までクリアできたゲームなど、Switchで個人的に酔いづらいと思ったゲームを紹介したいと思います。

ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール

動画 : ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール

Switchのゲームで、あまり酔わずに遊べたRPGとしては、ポケモンシリーズのブリリアントダイヤモンド・シャイニングパールがあります。

もともとニンテンドーDS用のソフトだったものが、Switchとしてリメイクされ、2021年に発売。「ストーリーはオリジナル版を忠実に再現し、フィールドのグラフィックも当時のドット絵をそのまま3DCGに起こしたような見た目(ウィキペディア)」となっています。

一応、3Dっぽさはあるものの、移動中は割と俯瞰で視点も一定なので、酔いづらいというのがあるのかもしれません。

SwitchのRPGで酔うかどうか不安な人にとっては、値段も手頃で安く、最初の一本としてこのブリリアントダイヤモンド・シャイニングパールはおすすめのゲームの一つだと思います。

ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族

『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オフライン』プロモーション映像第二弾

Switch版として発売された『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族』(ドラクエ10)の体験版があったのでプレイしてみました。

このゲームは、思っていたよりも酔いませんでした。

カメラ設定も勝手に動かないように変え、プレイしたら、ドラクエ11の3Dモードのような映画的なグラフィックの美しさはないものの、画面酔いに関してはそれほどひどくはなりませんでした。

先ほど紹介したポケモンのダイパや、ドラクエ11の2Dと比較すると、やや酔いやすい部類に入るかもしれませんが、SwitchのRPGで考えると、ひとまず酔わないほうに入れたい一作です。

オクトパストラベラーII

動画 : 『OCTOPATH TRAVELER II / オクトパストラベラーII』

体験版で行なったRPGの『オクトパストラベラーⅡ』も、実感としては、画面酔いしづらい部類に入れたいゲームの一つです。

はっきりと俯瞰ではなく、視点がちょっと低めなのが気にはなるものの、HD-2Dと呼ばれる、懐かしいドット絵の雰囲気と3DCGの効果を組み合わせた映像で、昔と今の混合したような一風変わった形となっています。

これは『オクトパストラベラー』の初代でもそうだったようで、酔いづらいという話は知っていたものの、購入するまでは至らず、Ⅱの体験版で初体験。確かに、酔いづらいということは言えます。

また、その暗さゆえか、独特の映像演出ゆえか、不思議な物語に入り込んでいる没入感があり、昔のRPGのときに味わった体感に近いかもしれません。

一方で、画面酔いの問題とは別に、画面自体の光と闇のコントラストが、ちょっと負担という人もいるかもしれません。

その辺りは、YouTubeなどで映像を見るなどしてから判断していただければ、と思います。

ファイナルファンタジーⅨ

もともと2000年にプレイステーション用に発売された、ファイナルファンタジーⅨのSwitch版。

ファイナルファンタジーのシリーズも、ドラクエと同様相当久しぶりで、Ⅵを全クリして以来です。

Ⅵ以降のFFシリーズで、ストーリーの評価が高く、酔いづらいゲームはどれか、ということをレビューや映像も見ながら熟慮した結果、選んだのが、このFF9で、結果として大成功でした。

画面酔いして挫折ということもなく、純粋に楽しんで遊ぶこともでき、無事に最後まで進み、クリア。

もし酔いやすい人でFFではどれがいいか悩んでいる人がいたら、個人的にはファイナルファンタジーⅨがおすすめです。

もっと言えば、ファイナルファンタジーⅥはドット絵のままで、Switchでも遊べるので、FF6もとても面白いRPGゲームです。

以上、個人的な感想による、Switchの酔うソフト、酔わないソフトでした。

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