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もぐらたたきとは〜比喩の意味と由来〜
もぐらたたきの比喩
日本語で、「もぐらたたき」という言葉が、比喩で使われることがあります。
もぐらたたきとは、一つを制圧しても、次々に他の場所から問題が噴出すること。また、その都度現れる問題(モグラ)を叩くという対症療法的な対策に注力し、根本的な解決には至らないことなどを意味します。
この「もぐらたたき」という比喩は、もともと、「モグラ叩きゲーム」というアーケードゲームに由来します。
モグラが穴に隠れ、顔を出すたびに、モグラの頭をボカンと叩く、ゲームセンターなどに置かれているゲームです。
もぐら叩きゲーム
このモグラ叩きゲームが、比喩で使用される「もぐらたたき」の由来となります。
モグラの視点から見たら、「出る杭は打たれる」のニュアンスもありそうですが、特にそういった意味はありません。
モグラ叩きの起源
それでは、モグラ叩きゲームの起源は、一体いつ頃に遡るのでしょうか。
発祥は、日本なのか、それとも海外が発祥で、日本に輸入してきたゲームなのでしょうか。
モグラ叩きは、海外にあるか
どうやらモグラ叩きというゲームは、日本が発祥のようです。
ただ、海外にもモグラ叩きはあり、英語では、Whack-a-moleと言います。whackは、棒などで強く叩くことを意味し、moleはモグラを意味します。
画像 : Are you caught in a game of environmental whack-a-mole?
写真を見る限り、確かに、モグラ叩きをしています。
アメリカのオバマ元大統領のISIS(イスラム国)に関するスピーチでも、この「Whack-a-mole」という表現が使用されています。
オバマ大統領がこの表現を使った発言:
”What we cannot do is play whack-a-mole and chase wherever extremists appear, occupy those countries for long periods of times and somehow solve the problems
日本語:我々にできないことは、「もぐらたたきゲーム」をやって、過激な出来事が発生するところは、どこであろうと追いかけて、その国を長期にわたって占領すれば、何らかの方法で問題が解決すると思うことだ。
ここでは、play whack-a-mole もぐらたたきゲームをする、という言い方をしています。
大統領が使うということは、英語圏でも「もぐらたたき」という言葉は日本と同じように、比喩として一般的に使用されるということなのでしょうか。
モグラ叩きは、いつからあるか
モグラ叩きの起源は、1974年頃にトーゴ(東洋娯楽機)によって発売された、「モグラ退治」です。
トーゴが開発した製品では、海外も含め世界でもっとも売れたのが、モグラ退治だったようです。
本社は(株)トーゴという、遊戯施設の製造・販売・営業をする会社です。主にコースターを造っていて、国内では富士急ハイランドの『フジヤマ』やよみうりランドの『バンデッド』、ほかにも多数全国に販売しています。日本国内はもとより、海外にも遊戯施設を販売しているんですよ。でも、世界中にいちばん売れたのはモグラ叩きですね。弟(現社長)が考えたんです。
その後、1977年にバンダイが、「モグラたたきゲーム」を発売します。
初代のモグラ叩きゲームは、こんな感じでした。
画像 :「モグラたたきゲーム」の40年を振り返る! あなたが“吹っ飛ばした”モグラはどれ?
このモグラたたきゲームも、初代が大ヒットし、100万台も売れたようです。
ちなみに、よく似ている「ワニワニパック」も、バンダイナムコが1989年に発売を始めました。
なぜモグラを叩くのか
それにしても、一体なぜ、「モグラを叩く」というアイディアを考えたのでしょうか。
なんとなく、繊細な子供などは、頭を叩かれるモグラが「可哀想」と感じてしまう気もします。
モグラ叩きが開発された経緯を調べると、どうやら最初は、あるデザイナーがトーゴの社長に持ち込んだ十数枚の絵コンテだったようです。
その絵コンテには、ライオンのしっぽやキリンの頭をつかんだ子供の絵以外に、子供がひざまずいて、頭を出したモグラを叩いている絵もあったそうです。
確かに、子供は動物と一緒にじゃれ合う(ライオンやキリンは危ないですが)印象があります。
山田社長は、その絵を見て、お客さんにモグラの頭を叩かせれば面白いのではないか、とモグラ退治を考案します。
しかし、当初社員の反応は悪かったようです。
ところが、しばらくして、社員たちが面白がって遊ぶようになったと言います。
その遊び方というのが、なんとも皮肉なものなのですが、「社長!」「副社長!」などと叫びながらモグラを叩いていたそうです。
社長は、この様子を見て「売れる!」と確信。まず、アメリカに輸出しヒット、それから日本でも売れた、ということのようです
しばらくしたころ、社員たちは面白がって遊ぶようになっていたという。それは「社長!」「副社長!」などと、叫びながらたたくという遊び方だった。その様子から、山田社長は成功を確信。モグラ退治は輸出したアメリカでまずヒットし、日本でも人気のアミューズメントマシンになった。
つまり人はモグラを叩こうと思ったっていうよりも、ストレスのはけ口として、上司に見立てたモグラを叩こうと思ったってわけだ。
このゲームの名前が、一つの比喩として日常でも使われる言葉になり、しかも、その都度出る問題を叩くばかりで、根幹に目を向けない虚しさも伝わってくる、なかなかに深い概念を物語っている、というのも面白い現象です。
以上、「もぐらたたき」の比喩の意味や由来でした。
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