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ブログで何を書いていいか分からない

ブログ初心者が最初につまずくポイントの一つが、「何を書いていいか分からない」ということだと思います。
おそらくその根底には、ブログというのものが小説やビジネス書のような「新しいことを創造する表現」の領域だという思いがあってハードルが高くなってしまっているのでしょう。
でも、別に「新しさ」はなくてもいいんだ、と考えると、少し気が楽になるのではないでしょうか。
人生において誰もが「培ってきたもの」というのがあります。東大に行っているひとが知っていることもあれば、主婦や主夫、コンビニバイトのひとだけが知っていることもある。ニートだからこそ知っているニートの暮らしもあります。
もちろん、すでに誰かが書いているかもしれません。
しかし、そのことを「あなた」のフィルターを通して書いているわけではありませんし、あなたのほうがもっと分かりやすく説明することができるかもしれません。
仮に分かりやすくすることに自信がなくても、表現して自分ひとりの発想や力を試してみることができる、というのがブログのよさです。
これが本なら、本屋の棚の数も出版社の人員も限られているので出版まで至る条件は厳しいかもしれません。でも、ブログなら、まずは誰でも始めることができます。
たとえば、これはブログではなくYouTubeの話ですが、「プレゼントのリボンの結び方」というテーマ(題材)の動画があります。
今YouTubeで『プレゼント リボン結び方』で検索したんやけど、こういうのはテキストより動画コンテンツの方が分かりやすい(*⁰▿⁰*)
アウトドア関連とか浴衣の着せ方とかは動画コンテンツの方が需要あるだろうなと気付いた瞬間だった(((o(*゚▽゚*)o))) pic.twitter.com/jwaz4mazv4
— minto@なにわのママ社長 (@minto_cafe7) 2018年12月17日
「こんなことも知らないの?」と考えがちの人はチャンスを逃しまくってますよ〜( ´∀`)ちなみに「プレゼント リボン 結び方」の再生回数2万回越えだったので、需要ありまくりなんじゃない?? https://t.co/p69MBruTHA
— minto@なにわのママ社長 (@minto_cafe7) 2018年12月17日
Youtube動画を上げてみて思ったこと
「自分は普通にやっていることでも他人にとっては非常に有益な情報になり得る」
ということ。
今日の飲み会でも話してたけど、結局人に喜んでもらえる仕事がいいっすよね!がコンセンサスでした。
— YUKIMO@WEB/SEO (@yukimoto0321) 2018年12月18日
知っているひと、できるひとからすれば「そんなこと」でも、知らないひとも一定数は必ず存在します。
この「自分は知っているが知らないひともいる」という部分に気づく力というのが大切です。
これはブログでも同じことが言えるでしょう。
それでは、実際にブログの大枠のテーマの決め方について解説したいと思います。
*ワードプレスでは「テーマ」というのはサイト全体のデザイン名のことも指しますが、この記事のテーマは一般的な「テーマ(題材)」のことを言います。
ブログ初心者のテーマの決め方
ブログのテーマの決め方で重要なのは、「需要」と「継続」という二点です。
ちなみに、ブログを始めるメリットの一つとして個人的に大切だと思うことは、「フリーで稼ぐ術を持てる」ということです。
自分でレンタルサーバーと契約し、ドメイン(URL)を取得し、ワードプレスでブログを作成する(参照 : WordPress(ワードプレス)ブログの始め方を初心者でも絶対わかるように解説する!)。
ブログで書くテーマを決めて、一つの記事につき、たとえば1000字くらいで記事を書く。その途中で、グーグルアドセンスの審査を受けたり他のアフィリエイトの登録をして広告を貼る。
100記事を書く頃には、まだ少ないかもしれませんが徐々に収入が入ってくるでしょう。
このわずかでも「フリーで稼ぐ術を持てる」というのは、将来的にきっと大きな武器(安心)になります。
また、そのブログ(サイト)は、あなたにとって確かな資産になります。
仮に月1000円の利益だったとしても、言ってみれば家賃収入が1000円ずつ入ってくる不動産物件のようなもの。
そして記事数が、100記事、200記事と蓄積するほど着実に自分の資産になっていきます。
資産というのがちょっと抵抗があるようなら、秘密基地という言い方もできるかもしれません。その空間は、自分が自由(ルールは守りつつ)に遊べる遊び場になります。
さて、そのことを踏まえた上で、テーマを決める際の四つのポイントを見ていきたいと思います。
①自分がすでに知っているもの、体験済みのこと
ブログを書くに当たって、そのテーマに関する知識がまったくまっさらだと途中で挫折してしまうかもしれません。
自分の過去の経験を、もう一度振り返ってみましょう。
今の時代は、リスクを取って新しい事に挑戦すれば、経験という価値が蓄積される。
経験はブログやSNSを通じて無料で発信できる。経験者として初心者にアドバイスする事もできるし、失敗談をシェアして注意喚起をする事だって出来る。
経験ほどリターンの良い投資はない!私は強くそう思います
— クロネコ屋@アフィリエイター (@NINJAkusokuso) 2018年12月24日
些細なことでも構いません。「一人暮らし」「アラサー」「フリーター」「高学歴(低学歴)」「地域名」といった社会から当てはめられる属性やコンプレックスも一つの視点です。
*医療や法律など専門性が必要なものは避けたほうが無難です。
紙にキーワードとして書き出してみましょう。
②興味があったり、学びたいもの
逆に、まっさらであっても今自分が興味があったり学びたいものがあれば、そのことをブログのテーマにしてみるのもおすすめです。
学んでいく過程をそのまま体験談ブログのようにしてもいいですし、映画が好きなら映画の感想のブログもよいでしょう。
休日にAmazonプライムなりネットフリックスで映画を見て、速攻で感想を書きなさい。
・総合評価&あらすじ
・この映画の、ここが良かった
・印象に残ったセリフ・シーン
・こんな人にオススメ
・Amazonプライムで見れます→リンクこの5点セットを埋めるだけ。1500文字くらいでOK
— クロネコ屋@アフィリエイター (@NINJAkusokuso) 2018年12月10日
このテンプレートは「例えば」ですが、参考にしつつ自分なりに書きやすい型を、書きながら探っていきましょう。
③需要があるもの、人が検索で知りたがるもの
書きたいことを自由に書いてもいいですが、やはり、ある程度需要が見込まれるテーマに決めたほうがモチベーションの継続にも繋がると思います。
生活に根ざしたものなら、日々検索して調べるひとも多いでしょう。
普段自分が何気なく検索で調べる際も、意識してみれば「ああ、こういう風に検索するんだな」と参考になります。
あるいは、知っているひとは知っているけどまだ浸透していない、これから一般的になったり流行りそうなジャンルやキーワードを予測する、という方法もあります。
たとえば、TikTokがまだそれほど流行っていない頃にTikTokの使い方や操作方法、「ユーザーはここでつまずくだろうな」という部分を想定して記事を書いていたら、きっと多くのひとが訪れていたでしょう。
短期的流行なのか、それとも長期的に生活に浸透するかは別にしても、今後はこの需要が高まるだろう、という分野が見えたらテーマにしてみるのもよいかもしれません。
*短期的な流行は情報もすぐに古くなるので、できるだけ長期的かどうかも判断基準に。
もし気になるワードがあったら実際に検索してみましょう。
まだあまり多くのひとが書いていなかったり、これなら自分のほうが上手く書けると思ったら候補に入れましょう。
④人々にちょっとだけ役に立つもの
ブログは、「壮大な使命」を込めると、その重さに押しつぶされてしまいます。
でも、だからと言ってなんでもいいと言うのもちょっと抵抗がある。
その場合は、ひとびとの人生やささやかな暮らしが、ちょっとだけ楽になったらいいな、笑ってくれたらいいな、できなかったことができるようになったらいいな、という「ちょっとだけ」奉仕の精神が必要かな、と思います。
その想いが、読みやすさにも繋がります。
特化ブログ? 雑記ブログ?
ここまで紹介したテーマの決め方は、主に「特化ブログ」に絞ったことです。
特化ブログとは、文字通りテーマに特化してつくるスタイルで、一方、雑記ブログというのは、特にテーマを決めずにその都度需要があったり書きたいことを書いていくスタイルです。
どちらがいいか、というのは、それぞれブロガーさんの考え方や一長一短があって一概には言えません。
ブログを書く、という習慣をつけるために、まずは縛りを設けずに雑記ブログで色々と書き、訪問して読んでもらえる喜びを知るというのも一つです。
また100記事ほど書くと、どの記事がアクセスが多いか、という傾向もだいぶ見えてきます。
その傾向から学ぶことも多く、そのアクセスの多い記事を参考に、一つの特化ブログを別につくってもいいでしょう。
特化と雑記、この二つはそれほどくっきりと分かれているわけでもなく、複数のテーマに特化してどんどん詰め込んでいく、という中間型もあります。
この辺りは自分の特性や性格も考慮して決めましょう。
*ブログは簡単に複数持つことができますし、あとで記事も修正できます。ちょっと違うな、と思ったら消すことも可能です。
企画書の書き方

企画書、と言うと大げさかもしれませんが、大まかにテーマが決まったら、大まかな設計図としてブログの企画書を考えてみましょう。
キーワードは?
まずは、検索してほしいキーワードの選定です。
たとえば、東欧の文化について紹介するブログを書こう(そしていつかそのブログで稼いだお金で実際に東欧を旅しよう)、という夢を描いたとします。
すると、テーマは「東欧の文化」となります。
検索してほしいキーワードとしては、「東欧 文化」「東欧 映画」「東欧 芸術」「チェコ 映画」「ポーランド 映画」などが挙げられるでしょうか。
検索のキーワードは、一語の場合もありますが、一つで検索結果の上位を取るのは大きなジャンルの場合はほぼ不可能です(「東欧」のように)。
でも、「東欧 映画」や「東欧 おすすめ 映画」のように、複数の組み合わせなら上位を取れる可能性は高まります。
検索で上位表示を取れば、本屋の目立つ棚に置かれるようなものなので、検索して訪れたひとが読んでくれる機会も増えます。
Google(AI)は、無数の様々な観点から表示の上位になる記事を選んでいます。
その記事やサイト内にキーワード(関連も含め)がどれくらい含まれているか。
また訪問者はどれくらいじっくり読んでいるか(滞在時間)。
あるいは、訪問者がそのブログを訪れ、途中で離脱し、別のサイトを探しに行ったら、このブログでは解決しなかったようだと判断され、評価が下がるかもしれません。
逆にじっくりと読み込んで、そのサイト内の別の記事も読み始めれば、このサイトは魅力があるんだろうな、と判断するでしょう。
「記事数が多いほどSEOにも強くなる!」っていうのは半分正解。検索からたどり着いた読み手が、次に知りたい事まで全てサイト内で完結できればドメインパワーは上がる
逆にコンテンツが足りず、疑問を解決するために読み手がGoogleに戻って別サイトに行ってしまえば評価は落ちる。だから記事数は大事
— クロネコ屋@アフィリエイター (@NINJAkusokuso) 2018年12月24日
他にも、SNSでシェアされたり、他のブログにリンクが貼られて紹介されたりすれば(被リンク数は大事)、やはり評価は上がります。
こうしたグーグルの検索結果の表示が上位に来るための工夫や対策は、総称して「SEO」という専門用語で呼ばれています。
SEOとは、”Search Engine Optimization” の略であり、検索エンジン最適化を意味する言葉です。 検索結果でWebサイトがより多く露出されるために行う一連の取り組みのことを”SEO対策”と呼びます。
この辺りの評価基準は「グーグルのみぞ知る」という感じですが、いずれにせよ、書き手は最低限SEOを意識しつつも、基本は読んでくれるひとのことを思って書く、というのが一番のように思います。

ちなみに、SEOは基本的なことは書籍で学べますし、またグーグル自体が評価基準を変更していくので、実践しながら体感として分かっていく部分もあります。
タイトルの決め方
タイトルには、二つの重要な「タイトル」があります。
各記事ごとのタイトルと、ブログ(サイト)全体のタイトルです。
特に重要なのが、サイトのタイトルです(タイトルは途中で変更が可能です)。
タイトルの文字数も、長いほうがいいという意見もいれば、短いほうがいいという意見もあります。
これは感覚的なことですが、短いほどにキーワードの濃度は高まり、長いほどに色々なキーワードを盛り込めるものの濃度が薄まる印象があります。
先ほど考えたキーワードを上手に盛り込みながら、オリジナリティのあるタイトルを考えてみましょう。
カテゴリーを想定する
記事のカテゴリーも、あらかじめ想定して考えておくとよいでしょう。
たとえば、「東欧の文化を学ぶ」というタイトルのブログをつくったとして、どんなカテゴリーが考えられるでしょうか。
①チェコ
⑴映画
⑵小説
⑶絵画
⑷観光地
②ハンガリー
⑴映画
⑵小説
⑶絵画
⑷観光地
③ポーランド
⑴映画
⑵小説
⑶絵画
⑷観光地
太字は親カテゴリーで、下の4つは子カテゴリーです。
ざっくりとでもいいので、こうした設計図を書いてみましょう。
完成の方向性が大まかに想像されることによって途中で挫折したり迷子になるリスクも減ります。
まとめ
最後に、もう一度テーマの決め方についてまとめたいと思います。
需要と、自分の興味や経験、属性などを踏まえ、キーワードやテーマを選びます。
キーワードがどれくらい需要があるか(月にどれくらい検索数があるか)といった目安を知るツールとして、グーグルの「キーワードプランナー」が便利です。
ざっくりとした数字について無料登録で知ることができるので、キーワード選定の参考にしましょう。
競合性が低く、月間平均検索ボリューム(検索人数)が多いキーワードを選ぶとよいでしょう
そのキーワードを参考に、ブログのタイトルを決めます。
その後、カテゴリー分けなど、ブログの歩んでいく道筋(ビジョン)を設計します。
あとは書き進めながら、自分自身で試行錯誤していきます。
サイトは複数でも持てるので、まずは一つのサイトに集中するのが大事ですが、別のアイディアが浮かんだら、その設計図も逐一作成しておくといいでしょう。
ブログで稼ぐ効率的な手法や戦略を調べる事も大切だけど、稼ぎたいなら追い込みかけて鬼作業をするフェーズは必要。受験生が夏休みに1日10時間勉強漬けになる的なアレ。
正直キツイ。キツイけど、そこさえ乗り越えられれば恐ろしいくらい成長するから、一度追い込みかけてブログ漬けを経験しましょ
— クロネコ屋@アフィリエイター (@NINJAkusokuso) 2018年12月25日
インターネットビジネスでは、継続力と改善力があれば、勝ちやすいです。
・参入障壁が低いので、まずは行動
・毎月データを振り返り、改善する
・これを毎日、淡々と続けるだけ基本的にはこれだけなのですが、圧倒的に継続していくと、ライバルは勝手に脱落していきます。続けた人が、成果を出す
— マナブ@バンコク (@manabubannai) 2018年12月25日
文章力を身につけることやSEOの視点、マーケティングで先を読む力や発想力以外に、たとえばイラストのスクールに通ったりカメラを始めることも、ブログという世界での表現力の幅を広げることに繋がっていくでしょう。
以上、ブログ初心者のテーマの決め方でした。

アフィリエイトにおすすめのASP
ASPとは、アフィリエイト広告とアフィリエイターを繋ぐ仲介業者のことです。アフィリエイト広告を貼る場合、まずはASPに登録します。
ここでは、アフィリエイトにおすすめのASPを紹介したいと思います。
どのサイトも無料登録なので、とりあえず最初に一通り登録しておくとよいでしょう。
おすすめ1、A8.net
言わずと知れたASPの大手。満足度ランキング7年連続1位。とにかく提携企業(広告)が多いことがメリットです。
ひとまず「ここ」というASP。健康や美容関連にも強いです。
おすすめ2、もしもアフィリエイト
もしもアフィリエイトは、Amazonも通りやすいので、Amazon関連のアフィリエイトを使うならもしもアフィリエイトは登録しておくとよいでしょう。
おすすめ3、バリューコマース
バリューコマースのメリットは、スマホのオーバーレイ広告があることと、メルカリなど意外とバリューコマースにしかない案件がある点です。
基本的には、この三つのASPを活用しています。
アフィリエイトは、この三社と、Amazonアソシエイト(Amazonは上記のASP三社でも提携が可能です)、グーグルアドセンスがメインとなっています。
どれも登録無料なので、複数あればリスクヘッジにもなりますし、各社で扱っている案件も違うので、ASPは登録だけでも行っておくとよいでしょう。
その他、afb(アフィb)も有名どころで評価の高いASPです。
その他サービス
クラウドワークス
在宅ワークで家にいながら記事のライティングなどの仕事を受けることができます。手続きも簡単で、お金をもらいながらブログ記事執筆の基本を学ぶことができます。
CrowdWorks(クラウドワークス) 公式サイト
ココナラ
自分ではちょっと不安なワードプレスやサーバーの設定、アイコンのデザインから翻訳まで、それぞれ得意なひとが格安で代行してくれる「スキルのフリマ」です。
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