Contents
ブログとミニサイトの「違い」を解説
ブログを書き始めていると、ある違和感にぶち当たります。
それは「時間軸」です。
通常、ブログでは常に時間が流れていきます。季節によって導入部を変えたり、今話題のことに触れたり。
そのブログのファンも、「最新の記事」を待ち望んでいます。
ブログのテーマにもよりますが、ブログは主体性も大事です。「あなた」の声が重要になってきます。
一方で、なるべく客観的な「情報」を掲載する記事の場合もあると思います。
この両者が混在して、ブログの統一性がうまく保てないときに出会ったのが「ミニサイト」という考え方でした。
この記事では、ブログとミニサイトの違いを紹介したいと思います。
参考にした本はミニサイトの先駆者である和田亜希子さんの『ミニサイトをつくって儲ける法』です。
これはミニサイト(ブログ)初心者の方にもとても分かりやすい、おすすめの本なのでひとまず読んでみるとよいでしょう。
それでは、ブログとミニサイトの違いを解説したいと思います。
ブログとミニサイトの違い①ミニサイトは終わりがある
ブログは基本的に終わりがありません。延々と書き続けることができます。
これはブログのメリットでもありますが、逆に記事が散漫になったり手を抜きがちになるというデメリットもあります。
ミニサイトの場合は、「終わりがある」というのが、ブログとの大きな違いと言えるでしょう。
たとえば、「○○駅のカフェ」の情報をテーマにしたミニサイトを作成する場合、もちろん、新しいカフェができたりカフェの情報が更新されれば、その都度メンテナンスとして書き換えは必要かもしれません。
しかし、ミニサイト作成前の企画書段階で、ある程度「終わり」が見えると思います。
ブログの場合、記事のひとつひとつが作品ですが、ミニサイトの場合、そのサイト全体が作品ということができるでしょう。
先ほどの例で言えば、「カフェの感想ブログ」と、「○○駅のカフェ情報(ミニサイト)」を想像してみると分かりやすいかもしれません。
その二つを育てていくのも相乗効果となってよいでしょう。
あるカフェの情報の下に、自分が実際に行ったときの感想レポートのリンクを貼り付ける、といったように。
ブログとミニサイトの違い②ミニサイトは短期間で作成できる
今述べたように、ブログは終わりがありません。
一方のミニサイトは、最初に終わりを決めて作業に取り掛かることが重要です。
また、ご自身で何かを調べたいときに、情報量が多ければ多いほど助かる場合もあれば、むしろ最低限が見やすく整理されているサイトのほうを重宝する場合もあるでしょう。
そのため、ブログよりも、ミニサイトのほうが「構成重視」になります。
以下は、和田さんが紹介するミニサイトの構成の特徴です。
- 記事は章立て、順序立てて配置されている。
- 初めて訪れた人でもパッと見で全体の内容を理解できる。
- 必要な情報に直行できるよう、トップページに目次がわかりやすく配置されている。
- 記事の位置が読み手ニーズをベースに配置されている。
出典 : 和田亜希子さんの『ミニサイトをつくって儲ける法』
ブログの場合、記事の構成が重要ですが、ミニサイトは、サイトそのものの構成が重要となります。
テーマと大まかな構成が決まれば、あとは作成に着手するだけです。
テーマ次第では、二週間〜一ヶ月と短期間で完成させることができます。
ちょっとした日曜大工の感覚でつくれるのも、ミニサイトの特徴と言えるでしょう。
ブログとミニサイトの違い③ミニサイトはコンパクト
上の①②と関連しますが、ミニサイトは基本的にコンパクトです。
記事の一つ一つも、ブログは長ければ数千字を書きますが、ミニサイトは数百字など気軽に読める分量がよいでしょう。
記事の数も、数本から、多くても数十記事。
訪問者が、知りたいことをのめり込んで熟読しなくてもざっと知れる、というのが重要です。
ただし、これはブログとも共通しますが、最初のテーマ(内容)選びはじっくり考えましょう(ブログの場合は雑記ブログでどんどん好きなテーマで自由に書いていく方法もあります)。
ニッチに絞り込み、かつほどよく集客が見込めるテーマ。
例えば、いちばんシンプルなのは、自分の住んでいる都道府県内だけの水族館を徹底紹介することです。カメラ好きの人なら、水族館内で上手に写真を撮る方法を紹介する専門ノウハウのサイトも面白いかもしれません。極めれば、きっと「水族館フォトグラファー」を名乗れるはずです。
水族館のお土産ショップにフォーカスしてみるのもいいでしょう。例えば、東京スカイツリー脇のすみだ水族館で販売されている「チンアナゴのぬいぐるみ」は、たまにテレビなどのメディアで取り上げられますが、それほど知られてはおらず、ミニサイトで取り上げられれば興味を読む人もいると思います。
出典 : 和田亜希子さんの『ミニサイトをつくって儲ける法』
まとめ
以上が、ブログとミニサイトのざっくりと分けた違いでした。
細かく言えば、両者が微妙に混在するサイトも存在しますが、まずは、このブログとミニサイトの違いを理解すると、ブログを書きながらのもやもやがクリアになるかもしれません。
次は、実際に参考になるおすすめのミニサイトの事例を紹介したいと思います。

アフィリエイトにおすすめのASP
ASPとは、アフィリエイト広告とアフィリエイターを繋ぐ仲介業者のことです。アフィリエイト広告を貼る場合、まずはASPに登録します。
ここでは、アフィリエイトにおすすめのASPを紹介したいと思います。
どのサイトも無料登録なので、とりあえず最初に一通り登録しておくとよいでしょう。
おすすめ1、A8.net
言わずと知れたASPの大手。満足度ランキング7年連続1位。とにかく提携企業(広告)が多いことがメリットです。
ひとまず「ここ」というASP。健康や美容関連にも強いです。
おすすめ2、もしもアフィリエイト
もしもアフィリエイトは、Amazonも通りやすいので、Amazon関連のアフィリエイトを使うならもしもアフィリエイトは登録しておくとよいでしょう。
おすすめ3、バリューコマース
バリューコマースのメリットは、スマホのオーバーレイ広告があることと、メルカリなど意外とバリューコマースにしかない案件がある点です。
基本的には、この三つのASPを活用しています。
アフィリエイトは、この三社と、Amazonアソシエイト(Amazonは上記のASP三社でも提携が可能です)、グーグルアドセンスがメインとなっています。
どれも登録無料なので、複数あればリスクヘッジにもなりますし、各社で扱っている案件も違うので、ASPは登録だけでも行っておくとよいでしょう。
その他、afb(アフィb)も有名どころで評価の高いASPです。
その他サービス
クラウドワークス
在宅ワークで家にいながら記事のライティングなどの仕事を受けることができます。手続きも簡単で、お金をもらいながらブログ記事執筆の基本を学ぶことができます。
CrowdWorks(クラウドワークス) 公式サイト
ココナラ
自分ではちょっと不安なワードプレスやサーバーの設定、アイコンのデザインから翻訳まで、それぞれ得意なひとが格安で代行してくれる「スキルのフリマ」です。
無料登録後、必要なスキルを検索しましょう。取引は匿名で、自分で「出品」も可能です。